2022.07.08
調査レポート
弊社(株式会社Cadenza)が運営するインターネット回線情報メディア「Wi-Fiの森」編集部による、携帯キャリア別の通話・通信品質に関する満足度調査を実施しましたので、調査結果をご報告します。
調査目的 | スマホの通話・通信品質が知りたい方への判断材料の提供 |
調査方法 | ランサーズ |
調査主体 | Wi-Fiの森編集部(株式会社Cadenza) |
調査対象 | スマホ(MNO/MVNO)を利用している方 |
調査期間 | 2022年6月26日~2022年6月28日 |
回収数 | 1000件 |
回答者の性別の割合は、男性47.2%の472人、女性52.8%の528人でした。
30代(32.2%)と40代(31.2%)で6割以上を占め、50代(17.1%)と20代(14.8%)が次に多くなっています。
10代と60代、70代は回答数が少なくなっています。
回答者が使用しているスマホ(OS)は、iPhoneのほうがやや多くなっています(iPhone:54.2%、Android:45.8%)。
契約している通信キャリアは、4大キャリアだけで71%を占めています。
多い順にドコモ(27.7%)、au(18.8%)、楽天モバイル(12.9%)、ソフトバンク(11.6%)でした。
UQモバイル(6.6%)やワイモバイル(5.6%)のサブブランドや、ahamo、povo、LINEMOといった格安プランユーザーは少なくなっています。
格安SIM(MVNO)は、複数のキャリア合わせて10.7%でした。
利用している通信キャリアの満足度を、キャリア毎に紹介します。
4大キャリアで唯一「満足している」が90%を超えています。
「満足している」と回答した割合が85.1%と、ドコモに比べると少なくなりました。
「満足している」と回答した人の割合が80%を下回り、79.3%に留まりました。
4大キャリアの中で唯一「満足している」の割合が5割を下回り、わずか44.2%となりました。
サブブランドや格安プラン、格安SIM(MVNO)よりも低く、今回の調査結果で1番満足度の低い通信キャリアとなりました。
81.8%の人が「満足している」と回答しています。
ソフトバンクや楽天モバイルよりも「満足している」人が多いようです。
「満足している」と回答した人の割合が92.8%となり、メインキャリアであるソフトバンクよりも高くなりました。
96.7%の人が「満足している」と回答しています。
ただし、回答者数が少ない(31件)ため、参考値としてしてください。
回答者全員が「満足している」としています。
ただし、回答者数が少ない(23件)ため、参考値としてしてください。
格安プランの中で唯一「満足している」が6割を下回りました(57.1%)。
ただし、回答者数が少ない(7件)ため、参考値としてしてください。
「満足している」と回答した人の割合が77.6%と、LINEMOを上回りました。
とはいえ、サブブランドよりは満足度が低いようです。
1番品質が良いと感じている通信キャリアにおいて、ドコモが過半数を超えました(55.2%)。
回答者の割合が1番多かった(27.7%)とはいえ、ドコモ利用者以外からも支持を得ていることがわかります。
2番目に多かったのはauで27.9%、3番目はソフトバンクで10.5%となっています。
3キャリアだけで93.%を占めており、やはりMNOのほうが通話・通信品質が良いということがわかります。
なお、楽天モバイルと回答した人はわずか2.3%に留まっており、まだまだドコモ・au・ソフトバンクの3社には遠く及ばない結果となっています。
ドコモ、au、ソフトバンクの3社は、一定以上の通信品質を保っていることがわかる結果となりました。
反対に、楽天モバイルは、まだまだ満足できるレベルに到達していないこともわかりました。
新規参入してから2年経過していますが、他MNOに肩を並べられる品質には、遠く及ばないようです。
反対に、サブブランドや各社の格安プランは、MNOと同等程度の品質が保たれているともいえます。
今後、より安いプランや使い勝手の良いプランが出てくるにつれ、メインキャリア(MNO)からの移行が加速するのではないかと予想されます。
今回の結果が、みなさんのキャリア選びの参考になれば、幸いです。